イスラエルの狙いは何?

 48時間のレバノンへの空爆停止時間が終わり、再び猛烈な空爆と、地上戦が行われているようです。指定地域から貧困層などは立ち退くことは出来ず、再び戦火にさらされています。

 今回の戦闘、「テロ対策」との名目ですが、一番の国家テロをしているのはイスラエルでしょう。悪者となったヒズボラですがレバノン国内の支持基盤が厚いようで、今回でますます支持者が増えたようです。

 イスラエル国内へのロケット弾の脅威を取り除く為の戦闘で、今のところ国民の支持は高いようです。しかしこのことは無差別テロになるでしょう。

 またアメリカとイギリスは今回のイスラエルの軍事侵攻で中東地域での信用が落ちたと思います。あまりにイスラエルよりだからです。必ず報復は受けるのではないでしょうか。果てしのない戦争状態になるでしょう。

 日本はアメリカの追随をすべきではありません。日本独自の外交が必要です。これ以上対米追随をすることは、日本の国益を著しく損なうからです。