2009年衆議院選挙の総括

「総括」なんてたいそうなことは1個人ではできません。個人の感想文の集大成でしょう。わたしは政治には関心があるので、各政党の党首やリーダーが高知へ来た場合は、仕事の折り合いをつけて集会の見学に行きましたし。 この個人ブログに主にレポートし、時…

混乱している「ちんな」話

「ちんな」とは、土佐弁で「おかしな」という意味。私の場合は「正しい土佐弁」を本当は知らない。なんせ小学校を5回も転校したし。うち3年は大阪でしたから方言は、高知と大阪が混じっている。ナカちゃんのような正しい土佐弁は話せませんし。 今衆議院選…

「ヨーロッパ型資本主義」を読んで

市場原理主義の行き詰まりや不条理が叫ばれて久しい。「格差社会」を生み出した身勝手なアメリカ型身勝手資本主義やそれに追随した日本型輸出企業優先政策への批判がようやく日本でも強くなりました。 今回の総選挙も政治の体制選択であると同時に、経済のあ…

現職警官「裏金」内部告発 仙波敏郎を読んで

7月12日の高知市で開催されました「仙波敏郎さん講演会」に参加しました。そのときに「現職警官「裏金」内部告発 仙波敏郎」著・講談社」を購入しました。そして仙波敏郎さんにサインをしていただきました。 わたしは仙波敏郎さんの講演を聴くのは2度目でし…

誰が当選するのかわからないー高知1区

日本全国1区の選挙区は県庁所在地にあり、別名「魔の選挙区」とも言われています。今回の高知1区は5人候補者が出ています。うち4人には当選の可能性があるからです。橋本大二郎{無所属・新・元高知県知事)福井照 (自民党・現・3期目)田村久美子 (…

高知での田母神敏雄氏講演会

元自衛隊空漠長田母神敏雄講演会{参加費1000円)が、7月26日高知市の高知会館でありました。400人収容の会場は有料であるにもかかわらずほぼ満席でした。350人はいました。「話題」の人だけに関心が高いのでしょう。 講演の表題は「日本人よ誇り…

仙波敏郎さん講演会

7月12日は高知女子大南校舎講堂で「仙波敏郎さん講演会」がありました。おびさんマルシェを見学した後に駆けつけました。市民50人が参加されていました。そして静かに講演会は始まりました。 皆さん「明日はわが身ですよ。」と言い放つ元愛媛県警警察官…

橋本大二郎氏不在の公開討論会

(今日届いたチラシです。) 7月22日(水曜日)に高知青年会議所主催の「未来の高知を語る 公開討論会」が、午後7時からかるぽーと大ホールで開催される予定です。 高知1区の立候補予定者である、田村くみ子氏(民主)、春名なおあき氏(共産)、福井てる氏…

ここ2日間が”山場”だそうです。

政界事情に詳しい人によれば、「解散・総選挙の山場はここ2日間が山場だ。7月2日解散ー8月2日投票ということもありえる。」とか。 政権与党の公明党は7月12日投票の東京都議会選挙に必死。その間の総選挙は避けてほしいと常に麻生首相をけん制してき…

北朝鮮は破滅的行動をやめろ!

核爆弾と弾道ミサイルを保有する北朝鮮。国民大衆が飢えているというのに、ひたすら軍事大国(「強盛大国」というらしいいが)、を目指しています。 確かに以前も指摘しましたが、朝鮮半島付近の地図を逆さまにすると、日本列島が覆いかぶさり太平洋の出口を…

38年ぶりに神津陽を読んでみました

最近はすっかり40年ほど前のU15からU−23時代の青年前期の社会運動や社会思想を振り返り再検討する作業に熱中しています。何回も言っていますが、「ブラックホール」である連合赤軍事件を克服しないと日本の社会運動は再建できないと思いますので。 前…

今こそ連合赤軍と新自由主義の総括を

1972年の連合赤軍事件。ここにいたる過程とその後の日本の社会運動の壊滅と低迷を考えた場合、どうしても総括しないといけないと思いました。真摯で優秀であったはずの若者たちが仲間殺しを行い陰惨な結末に終わったのか。 日本の社会運動の「ブラックホ…

どうなる小沢一郎氏、民主党

懸案の予算もなんとか成立しそうな矢先に、野党第一党の党首小沢一郎氏の公設秘書が、西松建設から政治献金を受けそれを報告しなかったという容疑で東京地検に逮捕されたようです。 「選挙どうなる」 小沢氏秘書逮捕に騒然(47news) 「小沢氏は説明を」 野党…

政治を身近に

考えて見ると私の政治体験は長い。政治に関心を持ったのは中学生時代であり、田舎の町にあった共産党の青年組織である民主青年同盟へ入会申し込みをしに行きましたが、「16歳でないと加入できない。」と言われ「革命には年齢はないはずだ!」とわめいてい…

2008年の重大ニュース

自分にかかわりのあることで2008年の重大ニュースとはなんであったのか?振り返ってみたいと思います。わたしはあまり後を振り返るタイプではないし、どんどん先へ行くタイプなので「思い出」は得意ではない。それでも考えてみます。 1)高知シティFM…

憲法と自衛隊を考える

懸賞論文でゆがんだ歴史認識を披露し、今なお自説の正しさを声高に主張する田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長。田母神氏はその直前の4月、自衛隊のイラク派遣を一部違憲とした名古屋高裁判決に「そんなの関係ねえ」と言い放った人でしたね。 こういう人…

低地には公共事業で津波待避所の建設を!

(東洋町生見海岸に国が整備した津波整備施設) 30年以内に襲来する南海地震。私の居住する高知市二葉町は海抜0メートル地帯。想定震度は最大の7。1メートル以上地盤沈下は確実と言われています。更に巨大地震の場合は津波の襲来も想定されています。 …

日本国憲法を大事にしない政治家には投票しないこと

今日は日本国憲法の公布の日。「押し付け憲法」であろうがなんであろうが、無謀な世界大戦を引き起こし無残な敗戦国家にすれば他に選択肢はなかったはず。当時の自主憲法なるものが国民の人権を無視し、ただただ国体維持にしか気配りしないまがいものだった…

社民党頑張れと言いたいが・・

いろんな政党のWEBを「見学」しました。そのなかで1番政策が「まともな」政党は意外や意外。社民党ではないかと思います。 社民党WEB 何故かといいますと「エネルギー政策」の転換を言っています。 脱原発” エネルギー政策の大転換を 海洋上の太陽光、風力発…

おかしいぞ高知新聞政治部

(写真は西やんのブログから掲載させていただきました。) 1100人の市民がつめかけ盛況であり内容も良かった高知青年会議所主催の10月7日の「公開討論会」。何故か地元紙である高知新聞には大きく掲載されませんでした。 翌日にべた記事が出ただけ。フ…

大盛況ー1区4人の討論会

10月7日(火曜)は高知青年会議所主催の討論会「未来を語る 公開討論会」(かるぽーと 午後7時より)を見学に行きました。 激戦の高知1区の4人の立候補者予定者(橋本大二郎氏(無所属)、福井照氏(自民・現)、田村くみこ氏(民主(、春名なおあき氏…

高知1区4人の候補者討論会

今年の高知青年会議所はなかなか頑張っていますね。9月7日の「俺達の高知創造委員会」のまちづくりシンポジウムに続いて、今回は激戦の高知1区衆議院選挙立候補者の有力4人が勢ぞろい。討論会をやるとか。 来年1月開催するように聞いていましたが、選挙…

橋本大二郎さん出演番組要約筆記(2008年8月収録)

8月29日に高知シティFMにて収録しました。橋本大二郎さんは高知県知事時代にも出演されたことがありました。番組収録は手馴れたものです。今回は国政へ挑戦する立場であり以前とは異なっています。 10月放送の予定でしたが、9月1日に福田康夫首相が…

自民党「再起動」(?)の総裁選挙IN高知

午後4時から高知市の高知城追手門を抜けた広場にて、自民党総裁選挙に立候補している5人の候補者が揃って登場するとあって、いつもは閑散としている広場は立錐もないほど人がいました。 前座として高知県選出自民党国会議員の山本有二氏、中谷元氏、福井照氏…

あるべき都市の姿について

西村 今月の「けんちゃんの今すぐ実行まちづくり」のゲストは衆議院議員の福井照さんです。福井さんは元建設省に勤務され都市問題に大変詳しい人です。取り付きにくいと市民には敷居の高い都市計画問題や、まちづくり問題をわかりやすくお話いただけると思い…

国民は騙されないと思う

福田首相は退陣する際に、「できるだけ総裁選挙は派手にしてほしい。」と言ったそうです。狙いは野党の民主党への国民の関心をそらし、自民党へ人気を集めるという「作戦」らしい。 あざといやりかたではないか。おそらく大手広告代理店も関与し、大きな予算…

南海地震対策特別税をつくろう!

なんでもかんでも値上のご時世。目を離すとなんでもかんでも値上リしています。食品や日用品まで上がっていますし、夜須のおむすびだるまで食べるランチも当然値上されていますし。 そんななか防災寺小屋塾長である西田政雄さん提唱の「南海地震対策特別税」…

アフガニスタンに自衛隊を派兵してはいけない

一時期政府はアフガンに自衛隊を派兵すると表明した。アメリカの意向で。そうなれば今現地の武装グループに拘留されているNGO活動をされていた伊藤和也さんはどうなるのか。 現地の日本大使館は事態の把握さえ十分にしていない有様ですし。 アフガン邦人…

政治とは関係ない海洋堂を活用したまちづくり

高知市新京橋プラザで4月26日から開催されていました「海洋堂の宝島」展にようやく行くことができました。8月31日(日曜日)までの開催ですので、未だ見てない人は是非見に行きましょう。入場料は500円。しかも展示品撮影許可という嬉しい表示でし…

全世界市民は映画ヒロシマ・ナガサキを鑑賞しよう

この映画を2回、テレビで1回、合計3回見ました。ドキュメンタリー映画「ヒロシマ・ナガサキ」(S・オカザキ監督)は見ごたえと説得力のある映画でした。 オカザキ監督は500人の被爆者と面接され、うち14人が出演されています。忌まわしい原爆の惨状と…