南海地震対策特別税をつくろう!

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 なんでもかんでも値上のご時世。目を離すとなんでもかんでも値上リしています。食品や日用品まで上がっていますし、夜須のおむすびだるまで食べるランチも当然値上されていますし。

 そんななか防災寺小屋塾長である西田政雄さん提唱の「南海地震対策特別税」の徴税には賛成します。1ヶ月42円の負担。年間500円の負担。高知県の森林環境税は効果のないホームページなどに多額の資金が流用されているようですし。

  「南海地震対策税」は高知市税。明確な目的税です。

南海地震対策特別税の特徴は、

1)市民全てで地震に備えようと言う共助の意識

2)徴収は年間1回個人500円 事業所1000円で、高知市に1億数千万円の自主財源が出来る。

3)財源の半分は、自主防災会に活動費として毎年支給(貯蓄繰越可能)
残りの半分は、市民・議会・役所で運営委員会を立ち上げ、危機管理室から各課に配分する。

期待される効果としては、

1)防災会の未結成地域に対し、結成を促す効果が期待出来る。

2)自主財源の無い、防災会の活動費が出来る。

3)税金の導入議論で、市民に問題意識を持ってもらえる。

4)運営は、市民参加で行える。

5)国や県のひも付き予算では無いため、思い切った対策に利用出来る。

 私も低地(海抜0メートル)の二葉町に居住しています。南海地震が襲来すれば、地域の想定震度は7。地盤は1メートル沈下。地域は水没。家屋の全壊、半壊は地域の半数を超えると想定されています。
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(満潮時で堀川の堤防に海面が迫ります。二葉町地域はその堤防より海抜が低いのです。)
 しかも二葉町には自然の高台もなく、耐震性のある公共建築物もありません。高知市に打診しても「予算がない。」の一点張り。

 であるならば西田政雄さんの提唱されているように高知市税にて「南海地震対策特別税」をまさに「共助」として市民が負担し、自主防災会の活動資金や緊急防災対策に活用できると思います。

 心ある多くの市民が賛同し、市民の代表である高知市議会の議員の皆様も背xyt曲的に動かれて市議会で議決されることをのぞみます。

 参考ブログ記事 神戸市長田鷹取地域を事前訪問しました



 南海地震特別税の仕組みと効果