今こそ連合赤軍と新自由主義の総括を

 1972年の連合赤軍事件。ここにいたる過程とその後の日本の社会運動の壊滅と低迷を考えた場合、どうしても総括しないといけないと思いました。真摯で優秀であったはずの若者たちが仲間殺しを行い陰惨な結末に終わったのか。

 日本の社会運動の「ブラックホール」であると思う。

 「新自由主義」はここ数年日本を席巻し、日本社会のおおらかさ、日本人の特性と良さを奪い、格差社会をつくろい挙げ、アメリカ追随主義の貧困社会を生み出しました。環境と人権と地方を破壊する「新自由主義」がどうしてかくも日本にはびこり政権運営までしたのか。今後決別はできるのか。新しい社会の運営はどうあるべきなのか。

 2つの問題を事あるべきごとに考え、今後コメントしていきたいと思います。

 以前2つの問題にコメントしました。

 今こそ連合赤軍の組織原理・思想的総括を

 「資本主義はなぜ自壊したのか」(中谷巌・著)を読んで

 このほかにもいろんな著作もあると思います。今年は「連合赤軍」と「新自由主義」をテーマに総括し、新しい考え方を打ち出し行動することに取り組んでみるつもりです。
Nakatanihon