アスベスト問題は政治問題

 クボタは工場から1キロ以上離れていた中皮腫患者に対しても、救済金を支払いことになったと報道されていました。良かったと思います。
 私も一時期尼崎市に半年間住んでいましたので、他人事とは思えません。

 石綿被害がこれほどひどいとは思いませんでした。手軽な防火材料として大量に使用されていましたし、クボタはカラーベストという瓦材料にも石綿をつかって製造していましたし。ヒット商品でしたし。

 うちの自宅の屋根にもカラーベストは使用されています。汎用品が人体に危害を与えるということは影響は予想以上に大きいものです。クボタは企業として誠意を尽くさなければ、社会的存在価値はないでしょうから。

また企業任せ、役所任せにするのではなく、政治のほうでも救済をしなければなりません。「アスベスト問題」は政治の怠慢でもあったのですから。