南海地震と原子力発電所

ruiikumi2006-11-12

 11月10日の高知新聞夕刊は特集で「高知地震新聞」コーナーが。その記事の中で愛媛県伊方町にある伊方原子力発電所の記事がありました。日本最大の活断層である中央構造線から僅か6キロ足らずしか離れていないところに立地しています。

 以前の高知新聞の記事です。

 発電所側は「ひじょうに固い岩盤の上に立地しているので大丈夫」と言っています。地震に詳しい高知大学の岡村教授は「原子力発電所に想定外の事態が起こってはならない」と指摘しています。現在の原子力発電の耐震基準はゆるく、南海地震スマトラ沖地震規模で起こるそうですから、耐震基準を満たしていないのではと指摘されています。

 そうしますと東海地震が起こるとそうていされる地域に立地している静岡県浜岡原子力発電所は大丈夫なのでしょうか?地震列島に54の原子力発電所が稼動しています。心配になってきました。