国民投票沖縄版 沖縄から反戦平和の意志表明を!

ruiikumi2006-11-18

 沖縄現地の詳しい様子や、現地ならではの様子はわかりません。野党候補も与党候補も直接知りません。でもこの沖縄知事選挙はとても大事です。
 沖縄県民が代表して「国民投票」をされているからです。その課題とはずばり「米軍基地問題」です。

 米軍基地が沖縄経済で1500億規模であると聞いています。雇用面でも貢献しているやに聞いています。しかし宜野湾市嘉手納町でのまちづくり面では障害ですし、何より「危険な存在」であることには変わりはありません。

 沖縄の知人は常に「沖縄は基地があるから攻撃される可能性があるので危険」言われていました。65年前に旧日本軍もハワイ真珠湾の米海軍基地を奇襲攻撃したではありませんか。軍事基地は常に攻撃対象なのです。先日沖縄の嘉手納基地に配備された迎撃ミサイルは、攻撃型の戦力を保有する米軍基地を守るためのものであり、沖縄県民を守るべきものではありません。

 沖縄の米軍基地は日本本土を守る防衛部隊として駐屯しているのではなく、殆ど攻撃部隊です。相手国に攻め入り、攻撃する装備と兵員で構成されています。朝鮮戦争ベトナム戦争イラク戦争すべてそうでした。すべて沖縄を兵站基地にして前線へ米軍が出撃していきました。

 市街地の普天間基地海兵隊を名護市に移転させることは、攻撃力の増加にもなります。軍事力の増強につながりかねません。

 本来アメリ海兵隊基地は「国外移設」が議論の対象です。名護市辺野古への県内移設は「論外」だったはずです。それだけに与党候補が知事になれば、政府の「傀儡」になることは、8年間の稲峰県政で証明されています。

 ですので沖縄県の皆さんは「米軍基地をNO!」という意思表明を19日にしてください。そうなれば安倍内閣の「国民生活を無視して日本を軍事大国にする政策」に歯止めがかるからです。

(写真は2004年8月沖縄普天間基地の米海兵隊ヘリコプターが沖縄国際大学に墜落した時のものです。)