東洋町が日本の運命を決める
4月22日に東洋町長選挙があります。人口3386人の小さな町ですが、高知県の運命を決めてしまいます。いや日本の将来を決めてしまいます。
高知県に今まで世界でどこにもなかった原子力発電所からの「高レベル放射性
廃棄物最終処分場」を受け入れることを前提にした町の運営か、拒否し、環境保全を中心にした「身の丈」にあった町の運営かの2者択一です。
実質の住民投票と言えるでしょう。映画「六ヶ所村ラブソディ」で
有機農業を現地で営む農業者が「原子力の問題は声を張り上げて反対しない
と反対ではないべ。傍観は賛成と同じや」との発言が突き刺さりました。
わたしは高知県は農産物販売、水産物販売、食品加工販売、観光産業が大きな経済の柱であると思います。それらの産業で一番恐ろしいのは無責任な「風評被害」です。
3月に「土佐のおきゃく」だとか言って頑張っていましたが、風評被害で努力は台無しです。
「原発交付金」では風評被害の補償はとても出来ません。また交付金頼みの地域づくりで成功したところは皆無です。
では私たちに「声を張り上げる」行為とはなんでしょうか。
それは市民有志が中心にされている「核廃棄物拒否条例請願署名」に署名し、友人知人に呼びかけ署名を集めてください。
ブログ「それがたまるか」
そして今回新しく県議会議員になられた人達全員に働きかけ、全員に賛成していただいて県議会にて「核廃棄物拒否条例」を制定させましょう。
(写真は人が近くにいれば即死する高レベル放射性廃棄物。計画では44000本が埋められる。)