国の強権は選挙で止められる
その事例は東洋町長選挙でした。統一地方選挙の後半戦と同日選挙になりました。組織だった支援も応援も出来ない中にあって、有効投票の7割が反核候補に入り、結果国側は高レベル放射性廃棄物最終処分場を正式に撤回しましたから。
とても大きな成果でありました。選挙の結果が逆であれば今頃は東洋町に原子力発電環境整備機構が跋扈し、文献調査が始まっていたのでした。高知県にとりましては大変なイメージダウンになったところでした。
国の横暴を止めていただいたのは、ひたすら東洋町の皆様のお陰です。
選挙はとても大事です。そういう意味で今回の参議院選挙はとても大事です。
自民党や公明党の与党が勝てば、今話題になり国民的な関心ごとである年金問題は片隅に追いやられるでしょう。「憲法改正」という国民が切実に思っていないことばかり安倍内閣はやるでしょうから。
公明党も憲法改正に賛成しています。自民党と公明党に投票することは、年金問題がうやむやになることを現しています。また棄権することは現状追認行為です。
自民党。公明党以外の野党に投票すべきです。東洋町の皆さんは投票行為ではっきり意思表明をされました。今度は国民各位がはっきりと意思表明すべき番であると思います。