宮沢喜一元首相の逝去を悼む
6月28日に宮沢喜一元首相が逝去されました。戦後日本を担った最小の任が逝去されました。1つの時代の終わりの象徴でしょう。
サンフランシスコ講話条約には交渉役で活躍。池田勇人蔵相(当時)の奨めで政界入り。55年体制の最後の首相と言われていましたね。
1993年でしたか「自民党単独政権」の最後の首相が宮沢氏でした。それから細川連立内閣が誕生。形を変えた連立内閣の歴史になりました。
安倍首相が「戦後レジウムからの決別」をしきりに言っていますが、宮沢元首相は「戦後の日本をこしらえた1人」でありました。
自民党の古きよき時代の1人が逝去されたことは残念です。その意志を加藤鉱一氏は継承し、政界再編を仕掛けることができるのでしょうか?
日本を軍事産業共同体が支配する社会にしてはいけないからです。