安倍総理の誕生は亡国の選択
安倍晋三氏が次期総理ー首相の有力者であるらしい。確かに政治家の家柄には申し分はない(祖父が総理、父が外相)けれども、政治の社会は実力社会。あるとは思えない。
特にこれという政策はなく、「軍事優先主義」の政治家ではないだろうか?参議院選挙の応援に幹事長時代に来ていたのを見学はしたが、年金や税制の説明は要領は得なかったが、対北朝鮮政策だけは強硬で明確です。
外交や近隣諸国との関係は単純に強硬に制裁を加えたら効果が出るものではありません。複雑な外交が出来るのかどうか?日本の国益にそぐう活動が出来るのか?そのあたりでは安倍氏は及第点は上げられないと思いますね。
隣国は孤立をしていない
経済破綻と貧困が表面化しているのに核保有やミサイル発射。徹底的に国際社会で孤立しているのかと言えばさにあらずですね。
まず北朝鮮は国連から脱退していません。また100カ国以上の国と外交関係を持っています。しかも国連の安全保障理事国である中国とロシアは支援しています。韓国も経済支援をしています。
普通の民主国であれば問題はありませんが、軍事優先の独裁国家。とても難しい。
「相手基地を攻撃する自衛権もある。」という議論も台頭してきました。
戦前の日本は遥かに孤立していました。国際連盟から脱退。経済制裁も受けていましたし。支援国もありませんでした。それで無謀な世界大戦を引き起こし4年余り戦争し、国土を荒廃させました。
ようは外交の勝負でしょう。小国が生き抜く知恵を持っているようですし。外交手腕は強硬論と対米外交だけでは駄目ですね。アジア軽視の安倍氏では小泉総理以上に国論は分裂し、日本は世界から孤立するでしょう。