小泉内閣5年半の評価

ruiikumi2006-09-28


 改革政権だとか、持ち上げる人達が大企業寄りのメデイァ関係者に多く見られるようですね。この人がなにをしたといえば、下にあるマッド・アマノ氏の風刺画の通りであると思いますね。

とにかく地方に居住する生活者を滅茶苦茶にした内閣でした。地方に対する思いいれも、思いやりもなく、大都市の富裕層の身勝手な論理で政権を運営してきましたね。

 それゆえ地方を「三位一体改革」で日干しにし、より貧しい地域に米軍基地や各産業廃棄物施設や、核廃棄物施設を押し付けることをしました。環境破壊と日本人の心情を破壊した5年半でした。

 とにかく「身勝手な日本人」を量産する土壌をつくりました。やはり隣近所を思いやる気持がなければ日本人ではありません。

 またこれほど身勝手な内閣が継続したのはテレビ局の功績が大きいでしょう。「総理今日のネクタイ素敵ですね!」とか新人記者を配置し、「一言インタビュー」を放映することで、小泉内閣のイメージアップにテレビが大貢献しました。

 厳しい内容の記者会見は殆どされず、メデイァ関係者のお追従報道が目立ちました。もはや批判精神はありませんね。
 安倍晋三総裁に対してもテレビ局は「新総理になられたお気持は!」とか女性レポーター記者に叫ばせたりしていました。

 マスメディアは本当に政府のお追従に留まるようですね。市民は今後は一層自分で情報を受発信する道具を活用し、政府に対抗して自分の、身を守る必要性が出てきました。