高レベル核廃棄物問題は情報公開を

ruiikumi2006-10-18

 人間が死に至る放射線被爆量は7シーベルト。99年に東海村被爆死された方は18シーベルト被爆された。高レベル核燃料廃棄物は硝子に包まれ300キロ容量のものが300シーベルト。計画では2020年までに日本全国の原子力発電所から出る高レベル廃棄物は約4万本になります。

 この高レベル廃棄物を地中300メートルに埋設する為には、2キロ四方の土地が必要。何故か過疎高齢化が進行する高知県も候補地になっています。埋設して本当に安全でしょうか?
 欧米では硬い地盤の岩塩抗跡とか、地震や地下水のない地層を選定して埋設管理されています。地震列島日本で一体そのような適地があるのだろうか?まして高知県全土は南海地震の危険地帯です。大きな揺れと巨大津波の襲来が想定されています。

 計画に賛同する人たちだけ僅かな自己負担金で原子力施設の招待旅行がされているようですが、計画推進者はそのような行為はやめてほしい。国民全体の問題であり、安全保障の問題ですので、計画に賛成・反対に関わらずすべて情報公開すべきです。国民が原子力に対して不信感があるのは関係者が情報公開しない体質にあるからです。

 まして自民党の中川政調会長が「日本も核兵器をこしらえるべき」と発言しました。愛媛県プルサーマル計画推進決議しました。時が時だけに核兵器開発との関連が疑われる事態ではないかと心配しています。