迎撃ミサイルは誰の為?

ruiikumi2006-10-27

 沖縄へ迎撃ミサイルの配備に多数の県民が反対しています。自分たちを外敵の脅威から守るミサイルなのにどうして反対するのかと思っていました。やはり迎撃ミサイルは嘉手納米軍基地へ運搬され配備されました。

 やはり米軍基地を守るための迎撃ミサイルの配備でした。昔沖縄の義母が「基地があるから攻撃される」と言っていたことを思い出しました。やはり沖縄米軍基地は攻撃される可能性がより高まったということですね。

 日本にある米軍基地の70%が沖縄に集中しています。巨大な嘉手納基地は敷地が関西国際空港の3倍あるそうです。海軍や海兵隊も常駐しています。しかし沖縄には130万人を超える県民が日常生活をしているのです。

 軍事基地を守るミサイルが配備されていることは軍事的緊張が高まった証拠です。撤去させなければなりません。

 先日安倍内閣の「沖縄・北方担当」大臣の高市氏が沖縄を訪問。「基地の沖縄県内移転を進めないと北部振興策はありえない。」と地元事情に配慮しない高飛車な発言をしていました。

 国会でもろくに審議しない米軍再編問題を強引に推し進め、沖縄に負担を強いる県内基地移転を押し付け、振興策とリンクしながら進めようとしています。本当に本末転倒の話です。