弱者をいじめるマスコミとは?

ruiikumi2006-11-15

 北九州市の小学校の校長が記者会見の翌日自殺されました。実に痛ましいことです。「児童のいじめを学校として認知できなかった。」との謝罪のコメントをされていたのが印象的です。

 マスメディアの集団リンチ(というか虐め)ではないかと思いますね。現場のが校長は独裁者ではない。弱いとみるとメディアは執拗に追及しますね。追及すべきは「教育基本法の改正」など見当外れのことを検討し強行採決をしようとしている政治家の連中だろうに。そのあたりは全く卑屈。呆れるぐらい。

 権力には卑屈なくせに、市民には執拗に追求するメディアのありかたは問題であると思いますね。精神的に弱者を追い込むことはマスメディアは得意
ですからね。「強者に弱く、弱者に強い」のがマスメディアの常。

また教育界は「愛国心教育」など公権力による教育現場への政治的な介入が常態化しよけいに荒れているようです。愛国心は政治的に強要されてまで保持しなければならないものでしょうか?日本を弱体化させる政治的な動きとしか思えません。

 12月5日に高知市で「メディアと人権」というテーマで松本サリン事件で被疑者扱いをマスメデァにされた河野義行さんの講演会があります。時間があれば聴講したいと思います。