フセイン死すともイラクは安定しないのでは?
外電はイラクのフセイン元大統領が30日に死刑が執行されたと一斉に伝えました。イラクの法定で判決が出て、イラク国内法で刑が執行されました。しかしこれでイラクは安定するのでしょうか?
何か急いで刑を執行する理由が他にあるのではと、邪推してしまいますね。いろいろと喋られたら困る人たちもいるのでしょうか?
アメリカはどうなのでしょう?1980年代は、イラクはアメリカの「同盟国」。イラン革命の影響を他の中東地域へ広げない為フセイン氏を利用し、武器をあてがい、戦争を支援しましたし。
一時イラクが中東で軍事大国になったのもアメリカの支援もあったからでしょうね。「使い捨てられた」ような感じがします。
イラク戦争の折「大量破壊兵器があるはずだ」と米英諸国は開戦の口実としましたが、それは自分達がフセインに与えていたからではないでしょうか。案外管理がずさんで使い物にならなかったのでしょう。
早すぎるフセイン元大統領の処刑に、イラン政府は「アメリカによる口封じ」であると批判しました。イランーイラク戦争の当事者としての批判だけに注目です。