防衛省よりも自殺予防省をつくるべき

 日本での交通事故死は年間6000人台。イラク戦争での米軍兵士の死亡者は3000人。イラクの民間人の死者は1万2千とか。日本での年間自殺者は3万人です。戦闘もテロもない平和な日本での自殺者の数はとてつもなく多いです。

 昨年は学校でのいじめによる自殺が話題になりました。しかし社会が格差しゃかいになるにつれ、生きていくことに意義を見出せない人達が自殺を選んでいる現実を政治のリーダーはどう考えているのでしょうか?

 防衛庁防衛省になることよりも、自殺予防省をこしらえるほうが、より緊急で必要なことではないかと思います。
 人口が減少している日本。国民が自ら死を選んでいるということはこの国に絶望している証拠。対策を政府はすべきでしょう。

 もっとも前任の小泉内閣同様今の内閣もこの問題には無関心。政治の目的が不明確な国は衰えるでしょうね。