県議会は東洋町に続き核廃棄物拒否条例制定を
東洋町議会は「核廃棄物拒否条例」を3月22日賛成多数で可決しました。
これにより条例が成立しますと東洋町には今後は一切核廃棄物(当然高レベル放射性廃棄物)も持ち込めなくなります。
核廃拒否条例を可決 再議の可能性も 東洋町(高知新聞 3月23日朝刊)http://www.kochinews.co.jp/0703/070323headline02.htm#shimen2
ただ記事にあるように田嶋東洋町長が「再議」しますと、再び「核廃棄物拒否条例」案は東洋町議会に差し戻されます。その場合は議会で3分の2以上の賛成が必要です。
現在の東洋町議会の議席は9議席。高レベル放射性廃棄物最終処分場に賛成している議員は4名。反対議員は5名です。このままで議決しますと3分の2以上にならず否決されてしまいます。
町長のリコール運動も開始されました。リコール成立。住民投票。町長選挙という流れです。東洋町の人たちは懸命に頑張っています。
高知県民としましては県議会にて「核廃棄物拒否条例」をなんとしてでも成立させ、これ以上地域に対立をもちこむ「核のゴミ問題」に終止符を打つ必要があります。