県議会は東洋町に続き核廃棄物拒否条例制定を

ruiikumi2007-03-24

東洋町議会は「核廃棄物拒否条例」を3月22日賛成多数で可決しました。
これにより条例が成立しますと東洋町には今後は一切核廃棄物(当然高レベル放射性廃棄物)も持ち込めなくなります。

核廃拒否条例を可決 再議の可能性も 東洋町(高知新聞 3月23日朝刊)http://www.kochinews.co.jp/0703/070323headline02.htm#shimen2

 ただ記事にあるように田嶋東洋町長が「再議」しますと、再び「核廃棄物拒否条例」案は東洋町議会に差し戻されます。その場合は議会で3分の2以上の賛成が必要です。

 現在の東洋町議会の議席は9議席。高レベル放射性廃棄物最終処分場に賛成している議員は4名。反対議員は5名です。このままで議決しますと3分の2以上にならず否決されてしまいます。

 町長のリコール運動も開始されました。リコール成立。住民投票町長選挙という流れです。東洋町の人たちは懸命に頑張っています。

 高知県民としましては県議会にて「核廃棄物拒否条例」をなんとしてでも成立させ、これ以上地域に対立をもちこむ「核のゴミ問題」に終止符を打つ必要があります。

参考「高知県議会議員への高レベル放射性廃棄物の地層処分についての公開質問状への回答記録