耐震補強を急げ

ruiikumi2007-03-28

 日本で殆ど地震の記録がないという能登半島。石川県と富山県で3月25日に発生した能登半島地震は予想以上に大きかったようです。地震のエネルギーは阪神大震災より大きかったとのこと。

 私も富山へは1度だけ行ったことがあります。JC(日本青年会議所)の全国大会で富山へ行きました。北陸3県は水産物が美味しくお米も美味しく酒もうまかった記憶があります。県庁所在地だというのに富山は繁華街の飲食店街(飲み屋街)の小ささには驚きました。

 理由を聞くと出歩かず、家でしっかり飲んでいるとか。堅実な県民性なのでしょう。聞くところによると北陸3県は住宅面積が広く、持ち家率も高く、平均100坪の住宅のように当時はききました。

 雪に強い木造住宅があっけなく倒壊する姿を見るにつけ、耐震補強を急がないと思いました。阪神大震災でも90%以上の人は地震発生後10分以内に亡くなられたとか。家具や自宅の下敷きになり亡くなられたのです。

 家具の転倒を防ぎ、自宅の倒壊が防げたなら、地震による死者は格段に減ります。「減災」が可能になります。うちの町内でも本気で取り組まないといけないと思います。