ようやく原発で消防隊が発足

ruiikumi2007-08-02

 危機管理をしておれば、そもそも地震大国の日本に55基も原子力発電所をこしらえないはずだと。知人はそう言いました。確かに中越沖地震での柏崎刈羽原子力発電所の被害が「小出しに」明らかになるにつれ、深刻な被害があると思われます。

 しかし原子力関係者は「微量の放射能が大気中に漏れ、海水に混じっただけで人体にはなんら影響はない」と繰り返すだけです。だれももはやその「安全宣言」は信用しないことでしょう。

 ようやく浜岡原子力発電所で消防隊が発足との記事を見つけました。

 浜岡原発 消防ホットライン設置へ 中電、保安院に改善策(中日新聞

 今までが消防隊がなかったことも驚き。配管が地震で壊れることも「想定外」であったようですね。これでは原子力関係者の「安全宣言」など気休めであり、信用できないでしょう。

 原発核兵器と同じで、共存も平和利用もできないのではないかと思います。