国政選挙は原発問題が体制選択になります

ruiikumi2007-08-03

 参議院選挙は年金問題が争点になりました。国民生活に直結している問題であり、生活実感のない「仲良しクラブ」内閣への不信感もあり選挙結果は予想どうりでありました。政局はより流動化するでしょうが、民主主義には当然ですね。

 しかし最大の争点、国家的課題は原子力発電所問題です。「核廃棄も原子力発電所も同じで、人間が制御できるものではない。」「原子力発電は環境に多大な負荷をかけ、安全性の担保がない。」「原子力産業の思惑だけで国策が捻じ曲げられてはいけない」と思います。

 「想定外」で人の命が粗末にされたら困ります。柏崎刈羽原発事故で国民は目が覚めたと思います。原子力は安全ではなく、国民に重大な脅威を与えるものであると。

 次回の国政選挙は原子力発電所問題の是非を問う選挙になるべきでしょう。そうなると政党間の特色がより鮮明になるでしょうから。