正確な情報を集め政治に関心を持とう

今後も大幅なガソリン値上が予想されています。原油価格に歯止めが効かず、市場原理に「お任せ」すればするほど石油の価格は高止まりしますね。無為無策というのはこのことでしょう。

 一方でガソリン税を固定化し、未来永劫徴収すべきであるという声が自民党を中心に出ています。田舎の土建業者を動員して、各地で集会を開き盛り上げに必死。しかし特定の議員や土建業者を除いては盛り上がらない。

 確かに高知県などでは80万県民のうち20万人がなんらかの形で建設業界に関与しています。うちの会社もその中に含まれます。しかし先日もコメントしましたが役所の入札などでも採算がとれず、入札が成立しないこともよくあるようになりましたし。

 正確な情報を入手せずいきなり街頭へ出て騒げば、先の聖火リレーに現れた中国人留学生のように実に「こみともない」(みっともない)状態になりますね。国による情報統制に無自覚な連中の行動は危険であり、有害無益でありますね。

 ガソリン税を徴税し続けたほうが国民のためになるのか。それとも廃止したほうが国民のためになるのか。どうなのか。情報を集め精査する必要があります。

 わたしの個人的な意見はガソリン税はあまりに税金が高いので廃止する。一時的な減税になり景気対策になるからです。環境対策については別途議論する。

 防衛省厚生労働省国土交通省などの無駄遣い、効率の悪い組織のありかたを議論し、情報公開するしくみを確立しないとむやみに税金を徴税することは無駄遣いの推進になるからです。そのあたりが明確になり、国民が納得するしくみにならないかぎり増税などとんでもないとわたしは思います。

 正確に、できるだけ感情をいれずに情報を集め、近い将来ある衆議院選挙の選択肢に活かすべきでしょう。決して棄権することなく国民は投票行動で意思を表明すべきでしょう。も