34年目の沖縄返還記念日

ruiikumi2006-05-15

 1972年5月15日に沖縄は日本に復帰しました。もう34年になります。その後沖縄海洋博覧会や国体、サミット(先進国首脳会議)なども開催されました。琉球政府沖縄県になりました。

 しかし産業基盤が高知同様に弱く、高い失業率です。米軍基地は殆ど減らず、特に沖縄本島中部地域は「基地の中で生活」しているような状態が戦後から続いています。
 先日も宜野湾の普天間基地の移転問題が名護市辺野古に移設することでほぼ決まったようです。

 日本本土の国民からすれば沖縄は南西部の「僻地の県」。しかしアメリカは「アジアの要」として高い戦略的な価値ある地域として見ています。それゆえ嘉手納基地など巨大な米軍基地は返還されないまま我が物顔で継続使用しています。

 特定国を相手にしない「テロとの戦争」は際限もなく終戦はありません。テロをなくさには「貧困をなくすこと」以外には方法はありません。
 日本は軍隊を派兵しない方法でも国際貢献は出来る筈です。沖縄も日本政府に頼らなくても経済的に自立発展できるはずだと思います。基地の見返りに経済支援とは嘆かわしい限りです。