拉致家族に冷淡な韓国政府

 横田滋さんが韓国を訪問。韓国の拉致家族の人たちと交流をすすめています。大きく報道されていました。それにしても韓国政府の冷淡な態度には呆れますね。
 言い分は「南北対話の大事な時期。北側を刺激したくない。」との配慮があるからでしょう。

 しかし国連でも人権問題としてとりあげられている「拉致問題」。韓国政府の事情や政治的思惑も理解できない訳ではないが、冷淡すぎやしないかと思います。
 南北対話のなかで当然人権問題も含んで解決すべきであると思います。人権問題を無視しての交流の促進は人間性の欠如としか思えません。

 靖国問題では日本政府が。拉致問題では韓国政府が人間の感情に配慮を欠く態度であり残念ではありますね。盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領も竹島への侵略行為には熱心で国連事務総長の前で訴えたらしいが、1国の指導者であれば、人権問題に配慮しない態度は民主化政治家の名を汚す行為であると言えます。