影が薄い日米安保条約

ruiikumi2006-07-22

 今回の一連の「ミサイル問題」。イランの軍事顧問が発射現場にご招待されていたらしく、やはり予想どうりの「商品見本市」「軍事博覧会」「ミサイル商談会」であったようですね。
 
 それも真夜中に発射。目標の地域に並ぶように到達したことは、性能上も悪くはない証拠。後はお値段と納期。お金を先に頂いて予約注文。もしくは受注生産体制か?

 額賀防衛庁長官が、ミサイル基地を攻撃するという発言が「先制攻撃論」として韓国た中国を刺激したようです。でもそれは出来る話ではありません。それは日米安保条約があり、米軍が相手国を攻撃するのでしょうから。

 日本がサンフランシスコ講話条約で国際社会に復帰したと同時に、日米安保条約は締結されました。今その効用、効果が厳しく問われるべきなのです。その議論がなく自衛隊による相手国基地の先制攻撃など空論に過ぎません。

 政治家が「勇ましい発言」をしたがるようになると危険な社会になる兆候です。