日本には無関心なフランスのリーダー達

 フランス大統領選挙で決選投票をしたサルコジ候補、ルワイヤル候補いずれも日本については無関心のようです。サルコジ氏は報道によりますと京都の庭園を「暗い」と評し、ルワイヤル氏は「日本のアニメは危険」だという評価の持ち主。

 現在のシラク大統領は大変な親日家。大相撲が大好きでDVDを取り寄せているとか。それだけ日本に親しみをもたれている指導者がいることはプラスでした。

 次期のフランスのリーダーはどちらも日本には無関心。外交力の弱い日本政府ですので、窮地になりやもしれませんね。米国追随外交でますます日本は外交力を落としていますし。

 結局サルコジ氏が大統領になりました。やや強権的な手法が気になります。国論が分裂し、1968年の「5月革命」のような状況も予想されます。

ただフランス国民に感心するのは投票率の高さ。投票率は85.5%というではありませんか。東洋町長選挙は89%の投票率。それに次いでいますね。ちなみに先般の高知市議会議員選挙の投票率は43%でしたから。フランスは民度が高い!